バリキャリ、ゆるキャリはもう古い?「フルキャリ」に見る新しい価値観とは

バリキャリ、ゆるキャリはもう古い?「フルキャリ」に見る新しい価値観とは

バリキャリ、ゆるキャリはもう古い?「フルキャリ」に見る新しい価値観とは

フリーライターの小林なつめです。

 

バリキャリ、ゆるキャリという言葉がある。

どちらも女性の働き方を表していて、先に使われ始めたのはバリキャリ。
それと対をなす働き方として提唱されたのがゆるキャリだ。それぞれの言葉の意味は次の通り。

バリキャリ、ゆるキャリはもう古い?「フルキャリ」に見る新しい価値観とは|リアンブルーコーチング舎

 

女性が働くことが一般的になってきた2010年代、バリキャリという言葉は自然発生的に生まれた。

他記事(「植田寿乃さんのいう「企業戦士ガンダム女子」が開いてくれた道」)で紹介している「企業戦士ガンダム女子」の、次世代バージョンと位置付けてよいかもしれない。

男性と肩を並べて、時間外勤務も厭わずに働くバリキャリは、役職につくと、結婚や妊娠をしない選択をすることが少なくない。
妊娠や出産をすると、バリキャリとして働き続けるのは簡単ではないからだ。
仕事と育児を両立させようとすると、残業や休日出勤はおろか、まともに出勤することも困難になる可能性がある。
バリキャリ路線を諦めたとしても、ゆるキャリに転身できたらまだマシで、「バリキャリの働き方ができないなら」と退職を勧められるケースさえある。

 

結婚、出産を経てもキャリア形成を望み、働き続けるワーママは増えている。
そこで、バリキャリ、ゆるキャリに続き、第三の選択肢として登場したのが「フルキャリ」だ。
フルキャリは「キャリアorプライベート」というこれまでの働き方と違い、両方に全力で取り組み、実現しようとする女性を指す。
野村総合研究所未来創発センターの上級コンサルタント、武田佳奈さんが提唱した。

しかしフルキャリという定義は、あくまでも女性の働き方に対する価値観に過ぎない。
実際にフルキャリとして働く女性たちを、まとめて語るのは不可能だ。

それぞれの希望や考え方、能力やキャパシティによって、属する組織に求めるサポートは異なる。
彼女たちをマネジメントするには、個々の事情や希望を細やかに酌み取らなければならず、それは上司にとって困難かつ厄介なことかもしれない。

 

「フルキャリ」のマネジメントは大きな可能性を秘めている。
彼女たちが望む多様な働き方は、育児との両立を目指す女性に限らず、全ての人にとって価値があるものだからだ。

例えば持病や障害を抱えている人や、親の介護の必要がある人にも、1人ひとり異なるサポートが必要となる。

これからの社会には、働くすべての人々がお互いを支え合い、補い合って、それぞれのポテンシャルが全うできる環境が必要なのではないだろうか。

 

【参考URL】
働く女性の5割超「フルキャリ」を活かす方法 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
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