女性特有の [悪癖 その3] 専門性を過大評価する サリー・ヘルゲセン

女性特有の [悪癖 その3] 専門性を過大評価する サリー・ヘルゲセン

[悪癖その3] 専門性を過大評価する  サリー・ヘルゲセン

コーチングの神様が教える「できる女」の法則 サリーヘルゲセン著 より、女性特有の12の悪癖について、気づきが多かったので、一つずつ触れていきたい。今回は「その3」。

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コーチングの神様が教える「できる女」の法則
コーチングの神様が教える「できる女」の法則

[悪癖その3]専門性を過大評価する

キャリアを上げたい、お客様をもっと増やし次のレベルに行きたい(すなわち、周囲にもっと価値を認めれもらいたい)と思うとき、今よりもさらに、あれもこれも学ばなきゃと知識を取り入れて専門性を高めたくなる。

しかし、ある程度の平均的な知識を得ている段階からは、どんなに専門性を磨いても上には行けないとサリーは言う。

 

専門性を磨くことは大事だけが、その間男性は自分を次のレベルに人上げてくれるような人間関係を築き、注目してもらうために時間を取る。
周りに認めてもらうために、ここまでたどり着くのに専門性を磨いてきた。それが認められて、承認され組織のなかで受け入れられてきた。この成功体験が、逆に自分を邪魔してしまうというのだ。

悪癖2でも言ったように、女性は自分が主張するのを嫌がるので、認められることが少ない。

女性がその貢献度を低く評価されるのは、社会の長年に渡る「女性にそんな力はない」というアンコンシャスバイアスが働いてしまうからである。

専門性が高まると、自己満足度も上がる。だからますますこのパターンにはまるが、なかなか周囲に認められることが少なく、ジレンマのなかで、いつか気づいてくれるはずと、ひたすら耐えて待つという悪癖2へ。

専門性を高め続けることに没頭してしまうのには、以下の弊害があるとサリーは書いている。

1.先に進むのに必要な人間関係を築く時間がほとんどとれない
2.現在の仕事にあなたはピッタリだと周りに伝えることになってしまう
3.上司はあなたがいなくては困るようになり、当然あなたを今のポジションに据え置こうとする

コーチングの神様が教える「できる女」の法則 サリーヘルゲセン

 


本文中で紹介されているアシュレーは、人事から上司に対し新しいオファーが来ていたのに、上司は「君を出すなんてできないよ」と断ったことを告げられた。それについてアシュレーは、

「それが悪いことと思わなかったことです。実は、彼がそんなに私を必要としているなんてと、光栄に思ったくらいです。会社に入ってからずっとそう思われたいと思ってきたのですから」

しかしその後アシュレーはこのことについて考え、新しいチャンレジ、ポジションを失ったことが気になる。
自分の中の気持ちに気づいたのだ。

そして元上司に相談し「チャレンジする用意があることをアピールするから手に入るんだ」というアドバイスを得て、実行する。

専門性を高める代わりに、
・これまでに何をしてきたかをまとめ
・これから何をしたくて、何ができるか?
を時間をとって明確にし、新たなチャンスが来た時に、アピールした。

 仕事で成功したのは、勤勉でものすごく誠実にやってきたからだと思い込んでいました。
でもさらに深く掘り下げてみて、人間関係をうまく管理するスキルが実は大きな資産になっているとわかりました。

このことは、私たちにパワーと可能性を感じさせてくれのではないか。

あるポジション以上になると、専門性は最低限のものを持っていれば、人間関係に関するスキルの方が大事だということ。
それを自分から周囲に伝えること。
現在が、男性社会がベースであるとするならば、アピールすることは普通なのだと切り替えて。

 


私自身、どうしたらこの先のキャリアに行き詰まると、専門性を高めるためにセミナーに参加したり、資格を取ったりすることを考え始める。
知識武装で対応し、認めてもらおうとするのだが、望んでいる結果には近づかないことを、何度も経験してきた。

ドアを開いたのは、すべて人を介して起こっていたのに、ただのラッキーだとしか思っていなかった。
何たる誤解。勘違い。

 

専門性を高めることは悪いことだと思わないが、人と会ったり、自分を知ってもらうことの時間を割くようなら、[悪癖3]の罠にはまりつつあることを、勇気を持って自覚した方がいいかもしれない。

 

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