こんにちは。多賀です。
新年スタートから早くも1週間。
どんな日々をお過ごしでしょうか?
さて論語とコーチング。「八佾」の章は、季氏が自分の力を見せるために、非常識な行動を取っていることについて、孔子がどう言ったり振る舞ったりしたのか?から始まっています。
君主による政治が乱れ始めているのが感じられます。
論語の人気記事はこちら。「目上の人を敬う、こんな理由はいかがでしょう?(Gakuji1-2)」
子曰(のたま)わく、夷狄(いてき)の君あるは、諸夏の亡きが如くしかざるなり。(Hachiitsu3-5)
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孔子先生が言われた。
「異民族の国で君主が存在してまとまっていたとしても、君主がいなくなっているわが国には及ばないだろう」
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乱れている国の中で、君主が存在しないことは民に不安を与える。
そんな状況を見て、「自分たちは大丈夫だ。長い歴史や自分たちがいるではないか」と元気づけた。
会社で言えば、トップセールスが突如退職してしまうような状況も考えられるだろう。
この先、自分たちでどうしよう?と不安に襲われたときに、「私たちは大丈夫だ」と鼓舞させるのがリーダーの役割の一つとも言えよう。
<論語とコーチング>
他の企業に素晴らしいセールスがいたとしても、不遇にもトップセールスを失った我々には及ばない。なぜなら、自分たちがいるではないか。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~