こんにちは。多賀です。
月曜日「論語とコーチング」です。
論語記事を毎週あげていますが、検索キーワードで一番多いのは「目上の人を敬う」です。
なぜ目上の人を敬う必要があるのか、悩んでいる方は多いようです。
歳を重ねているからといって、無条件に敬われる存在ではないと、気を引き締めなければいけませんね。
記事はこちら。目上の人を敬う、こんな理由はいかがでしょう?(学而1-2)
子曰わく、学びて思わざれば則ちくらく、思うて学ばざれば則ち殆し。(Isei2-15)
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先師が言われた。
「学ぶだけで深く考えなければ、本当の意味がわからない。考えるのみで学ばなければ、独断におちて危ない」
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ここでいう「学び」とは経験学習のこと。学びとは、机の上だけで起こるものではないと。
その上で、実践すること(学ぶ)と、考えることの両方を大事にすることと説いている。
例えばマナー一つにしても、形は出来ても、なぜやるのかを考えなければ、本来の意味を失う。
またVUCA時代の昨今では、アジャイルやOKR、デザイン思考など、やりながら思考する方法が特に取り上げられ、必要とされているのは、を表しているのかもしれない。
<論語とコーチング>
目の前の作業だけをだた淡々とやっているだけで、なぜやるのかどうやるのかを考えなければ、その仕事の意味や奥深さはわからない。
逆に、ただ情報集めや理論で考えているだけで、実社会にそぐわなければ、現実とのギャップに気づかないまま、批判だけをするようになってしまうだろう。
自分がどの領域にいるのか、定期的にチェックしよう。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~