リーダーもメンバーも互いに役割を相手に押し付けることなく、自律や責任・感謝と承認を持とう(論語・八佾3-19)

リーダーもメンバーも互いに役割を相手に押し付けることなく、自律や責任・感謝と承認を持とう(論語・八佾3-19)

リーダーもメンバーも互いに役割を相手に押し付けることなく、自律や責任・感謝と承認を持とう(論語・八佾3-19)|リアンブルーコーチング舎

こんにちは。多賀です。

5月最後の月曜日、論語とコーチングです。

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定公問う、君、臣を使い、臣、君に事うること、之を如何にせん。
孔子對えて曰わく、君、臣に使うに禮を以てし、臣、君に事うるに忠を以てす。(Hachiitsu3-19)

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定公(魯の君主)が先師に尋ねられ
「君子が家臣を使い、家臣が君子に事えるのに、どうすればよいのだ?」
孔子が答えた。
「君子は礼を以て家臣使い、家臣は忠を以て君子に仕えればいいのです」

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リーダーとメンバーは、同じ目標を目指しているが、その見える景色は大きく違う。
結果責任を問われるリーダーは、ついついメンバーを思い通りに動かしたくなる。
優秀なリーダーであれば、余計に自分のようにできないのかと、口を出し、手を出したくなる。

こんなに頑張っているのに、全然慕ってくれないことに、不満や寂しさも感じるだろう。

現代では、リーダーへの忠義心だけでは動いてくれないが、一方で尊敬できる上司や先輩がいると、退職しにくいという結果も出ている。

お互いに、自律し責任を持ち、感謝し認め合える関係性が求められているのであろう。

 

<論語とコーチング>

リーダーがメンバーに動いてもらい、メンバーがリーダーに力を貸してくれるにはどうしたらいいのだろう?
リーダーが思いやりをもってメンバーに接すれば、メンバーはリーダーに真心で応える。

お互いに役割を相手に押し付けることなく、自律や責任・感謝と承認を持とう。

 

~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~

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