こんにちは。多賀です。
月曜日「論語とコーチング」
いよいよ「里仁第四」に入りました!
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子曰わく、仁に里(お)るを美と為す。擇(えら)びて仁に處(お)らずんば、焉(いずく)んぞ知(ち)なるを得ん。
(rijin4-1)
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孔子先生がおっしゃった。
「思いやりに身を置き行動するのが美しい。選らんで思いやりにいなければ、どうして知者といえるだろう」
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この章の里仁は、文頭の「仁に里る」からきている。
論語の要「仁」とは、簡単に言うと「思いやり」。論語の中で一貫している教えの一つである。
内乱が続き、社会が乱れている中でそれを救うのは「思いやり」の心であると説いた。争いは人間から起こるものであるから、穏やかで平和な世の中には、一人ひとりの「仁」が最善解であるとしたのであろう。
この「思いやり」の心が日本に入ってきて、もともとあった気性・気風と合い今の時代まで引き継いでいて、現在もいろんな場面で目にすることができる。
<論語とコーチング>
会社や組織に思いやりがあるかどうかも大事だし、自分が思いやりを持った人であるかも大事。
自分から環境的にも精神敵にも「思いやり」を選ばなければ、どんなに実績を上げていても優秀だとは言えないだろう。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~