本当のプロジェクトの成功は、メンバーに対して「善」があること(論語・八佾3-25)

本当のプロジェクトの成功は、メンバーに対して「善」があること(論語・八佾3-25)

本当のプロジェクトの成功は、メンバーに対して「善」があること(論語・八佾3-25)|リアンブルーコーチング舎

 

こんにちは。多賀です。

毎日、暑い日が続きますね!
さて論語とコーチングです。

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子 、韶(しょう)を謂(い)わく、美を盡(つく)せり。又善を盡(つく)せり。
武を謂わく、美を盡せり、未だ善を盡さざるなり。(Hachiitsu3-25)

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孔子が舜の音楽「韶」を評されて「美を尽くし、善を尽くしたものだ」と言った。
武の音楽は「美を尽しているが、まだ善を尽していない」と言った。

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舜は、尭(ぎょう)から平和的に位を譲り受けた。
武王は殷の紂王を武力で滅ぼして周の国を建てた。

その二つの違いから、それぞれの音楽は美しいが、善が入っていないと足りないと評価している。

 

<論語とコーチング>

Aさんのプロジェクトは、素晴らしい成功をし、そこまでの人との関わりも善だった。
Bさんのプロジェクトは、素晴らしい成功をしたが、そこまでの人との関わりは善とは言えなかった。
なので、Bさんの成功は完全とは言えない。

優れたプロジェクトが本当に成功した言えるには、そこまでのプロセスでの「善」特に人に対することは大事にしよう。

 

~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~

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