10年後ごとに、これまでの人生をラベリングしてみる?!(論語・為政2-4)

10年後ごとに、これまでの人生をラベリングしてみる?!(論語・為政2-4)

10年後ごとに、これまでの人生をラベリングしてみる?!(為政2-4)

こんにちは。多賀です。

さて月曜日、本日は論語です。
こちらもよく引用される論語の一つですね。年を重ねるたびに、ドキドキしてしまいます。
ちょうど、今年は致命の歳。さて致命に辿り着いているのか。


子曰(のたま)わく、吾十有五にして、学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順(したが)い、七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。(Isei2-4)

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孔子先生が言われた。
私は、15歳の年に学問をやり続けていこうと決心し、30歳になって学問を軸に自立した。
40歳の時までに惑うことがなくなり、50歳になって天から与えられた使命を知り、60歳にして異なる意見を聞くこともでき、70歳にて自分の思うままに行動しても、道を踏み外すことはなくなった。

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孔子が人生を振り返って、まとめたもの。短い文の中にいろんな思いが詰まっているように感じる。
10年の間にも国内での多くの内乱を目にして来ただろう。
たくさんの弟子たちに慕われ、励まされながら過ごしてきたのだろう。

結局のところ、国の役人にはなれなかったが、その人生は自分らしく生きた生涯だったのだと思う。

このように10年ごとにふり返りながら、歩んでいけたら、自分の人生を感慨深く見ることが出来るだろう。

<論語とコーチング>

10年後ごとに、これまでの人生の歩みをふり返ってみよう。
さらに、どんな10年だったのか、ラベリングしてみると、自分の歩んできた道、大切にしてきたことを客観的に見ることが出来るだろう。

 

~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~

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