こんにちは。多賀です。
さて、論語とコーチングです。
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子曰わく、父母在(い)せば、遠く遊ばず。遊ぶこと必ず方あり。(rijin4-19)
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先師が言われた。
「父母が生きているのであれば、あまり遠くへは旅をしない方がいい。やむ得ず出かけるときは、行先を知らせよう」
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少し想像するだけでも当時は、旅に山賊や動物、病気に天候でさえ危険と思われるものは多かっただろう。
生きて帰ってこられる保証は何もないのだ。それに比べたら世界中どこでも頻繁に連絡が取りあえ、情報や居場所が手に入る状況とは雲泥の差である。
それでも父母は常に心配しているに違いない。
これに関しては、私は耳が痛い。大学時代は家を出て一人暮らしだったが、その間ほとんど用がなければ連絡することはなかった。
「便りがないのがいい便り」と面倒くささを言い訳をしていたのだ。心配されるのも、自分が能力がなく認められないからのような気がして、嫌だった。
しかし今考えれば、ただただ心配なのである。何かに巻き込まれていないか、困ってないか、傷ついていないか。
では、ビジネスの現場ではどうであろう。
と無理やりでも結び付けたいところだが、なかなかいいアイディアが浮かばないので、あえてこのままにしようと思う。
<論語とコーチング> (※論語を素直に解釈したわけではなく、あくまでも超訳・私見です)
両親や育ててくれた人は、遠い場所に離れていれば「元気にしているだろうか」「どうしているかな」と心配するものだ。
働いていると忙しくて後回しにしてしまうが、たまには用事がなくても、こちらの様子を伝えるようにしよう。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~