リーダーが見せている人間力と背中、それであってる?(論語 里仁4-13)

リーダーが見せている人間力と背中、それであってる?(論語 里仁4-13)

リーダーが見せている人間力と背中、それであってる?(論語 里仁4-13) |リアンブルーコーチング舎

こんにちは。多賀です。
今日は成人式。
あらたな価値観を持った皆様の今後の活躍を祈念しつつ、論語とコーチングです。

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子曰わく、能(よ)く禮譲(れいじょう)を以て国を爲(おさ)めんか、何か有らん。
能く禮譲を以て国を為めずんば、禮を如何(いか)にせん。(rijin4-13)

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孔子先生が言われた。
「礼を以て国を治めることができれば、なんの困難もない。
礼を以て国を治めないなら、何のための礼であろう」

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論語における礼とは何かをもう一度思い出さないと、意味がわからない。
単純に「礼儀作法」や「相手に対する思いやり」だとすると、どうして政治のような、大きな話につながるのか。例えば、会社においても礼儀や相手を思いやる気持ちだけでは売上げは立たず、一人ひとりが責任を持った行動を取るからこそ、成り立つ。そうなると、礼の中には「責任」も入ってくる。

論語における「禮(礼)」 | 『論語』全文・現代語訳 は、非常に詳しく分析・探求されていて頭が下がるばかりであるが、この九去堂氏による説明が一番納得がいった。

当時の君子=貴族の一般常識を指した。

そう考えると企業においては、昭和の時代の人間力が高い上司が「背中で示しているもの」になるのかもしれない。

 

<論語とコーチング>

リーダーが人間力と背中で示すことで、チームが活躍できれば何の問題もない。
それでチームがバラバラになっているのであれば、見せている人間力や背中が違うのかもしれない。

 

~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~

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