こんにちは。多賀です。
今年は天気がいい日が続き、秋らしさを感じる仙台です。
さて論語とコーチングです。
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子曰わく、富と貴(たっと)きとは是れ人の欲する所なり。
其の道を以て之を得ざれば処(お)らざるなり。
貧と賤 (いや)しきとは是れ人の悪(にく)む所なり。
其の道を以て之を得ざれば、去らざるなり。
君子は仁を去りて悪(いず)くにか名を成さん。
君子は食を終るの間も、仁に違(たが)うこと無く、造次(ぞうじ)にも必ず是に於てし、顛沛(てんぱい)にも必ず是に於てす。（rijin4-5）
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先師が言われた。
「人は一般に裕福になり、高い地位に登りたいと願うものである。
それが正しいやり方で得たのでなければ、それには満足していないはずだ。
人は、貧困にはなりたくなく、低い地位は嫌がるものだ。
しかし、正しいことをやっているのに、貧困になった場合は、逃れようとしてあせらない。
君子は仁の道から離れて、どこで立派な人だと称えられようか。
君子は、食事をする間も仁の行いと異なることなく、あわただしい場合でも必ず仁の道により、つまづいてひっくりかえるような時でも仁の道から離れない」
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誠実で思いやりや人間愛を持った正しいやり方が基本となり、そこから離れないでいることの大事さを言っている。
たまには損をしたり、中傷されたりすることもあるだろうが、誠実さと思いやりを手放してはいいやり方とは言えない。信頼される人だとは言えない。
ちょっとした間でも、窮地の時でも、例外はないのだ。
＜論語とコーチング＞
リーダーとして成果は出したいし、いい評判も得たい。
しかし、それが自分の信念に合った正しいやり方で得ていないのであれば、満足はしないはず。
誠実で思いやりのある方法でも、成果が出ない時はある。
そんな時も、誠実さや思いやりを忘れずに違う方法を取り入れて実践していこう。
信頼され続けるリーダーは、食事中も焦っている時も自分が痛い目に合っている時も、この姿勢をわすれない。
～もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに～
