こんにちは。多賀です。
最近、日本マンパワーさんの「これからのキャリア発達モデル~9つのテーゼ~」を遅まきながら、目に触れ、興味深く拝見させてもらった。
9つのテーゼの生まれ方とそれぞれの内容に関しては、「これからのキャリア発達モデル」サイト等を参照して頂きたいが、9つが何かだけ記させてもらう。
1.自分の中の多様性・複雑性を大切にしよう
2.つながりを感じよう
3.年齢を超えよう
4.複線と伏線を育もう
5.生産性と人間性を両立させよう
6.あるべき自分とありたい自分の両方を意識しよう
7.ビジョンとリアリティの両感覚を磨こう
8.こころの成長痛(葛藤や違和感)を大切にしよう
9.計画しつつもアジャイルな行動を取ろうこれからのキャリア発達モデル~9つのテーゼ~
さて、これを読んでいるあなたはどう感じただろうか?
一つ注意して頂きたいのは、これからの時代にこれが正解!と言っているわけではなく、
そして、現場の皆さまのリアルな声や、有識者の方々のご意見を遼題しながら、真に人間性が発揮され、成熟した社会をつくる基盤(OS)として、育てていきたいと考えています。
どうか、皆さまの忌憚のないご意見をお寄せください。これからのキャリア発達モデル~9つのテーゼ~
だそうだ。
私は有識者でも現場でキャリアを支援している立場でもないので、忌憚のないご意見すら言えないのだが、感想程度で何を感じたかをいうと、
「両立・両方・両感覚などを同時に示しているものが多いなあ」
(心の声:うわ、それ言っちゃったか!困ったな)
ということ。私の中に複雑な感覚がもつれ合って、ほどこうとしてるのに、糸口がどうやっても見つからず、放っておくわけにもいかないから、とりあえずポケットにいれて時々触っておこうかと。
仕事の種類で言うと、コーチである私には、好みなテーゼであるが、同時に研修講師の自分から見ると青ざめる側面もある。
これがVUCAの時代を表しているのだろうか。ベンジャミン・フランクリン13の徳目のように、シンプルでも大変なのに、これらを一人の人が全部持ち合わせるのは、非常にハードルが高いだろうし、ずっともやもやして悩んでいる必要があるだろう。
肌で感じるには、ベンジャミン・フランクリンのように、期間を決めて一つだけを取り出していってもいいかのかもしれない。
このテーゼは、コーチングの際に視点を増やしたり、変えたりするのに使えそうだ。
(もちろん、一度に全部は盛り込みすぎ)
アイコンも素敵なので、ぜひ一度見て頂き、VUCAの時代を感じてほしい。