【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~

【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~

 

【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~

フリーライターの小林なつめです。

今回は、前回から公開している「男性育休当事者インタビュー」2回目の記事です。

前回は、育休取得そのものにスポットを当てましたが、今回は、育休開始から1カ月半というタイミングでの、実際の生活について、夫のHさんにインタビューを行いました。

 

プロフィール

Hさん(34歳)

職業:高校教員 12年目

育休取得予定期間:1年間(生後4か月~)

 

妻:Tさん(37歳)

現状は専業主婦

教育現場でのキャリアあり

 ★インタビューは質問と回答にN‘sコメント(司会兼聞き手である筆者のコメント)を加えた形で構成しています★

 


【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~
質問1:育休に入ってから、どんな毎日を過ごしているか。

【回答】

1日の過ごし方

朝8時起床⇒妻・子と散歩⇒ミルク⇒寝かしつけ⇒夕食づくり⇒沐浴⇒夜間対応

 

・主な担当はミルクの準備と授乳。

・育休に入ってから夕食づくりは欠かさずやっている。

⇒料理は好きだから、無理なく続けられている。

 

【N‘sコメント】

育休に入ってから、1日も欠かさず夕食づくりを担当しているというのが素晴らしい!

夕食づくりは、数ある家事の中でも、負担が大きい部類なので、ここを引き受けてもらえると、妻側は肉体的にも精神的にもかなりラクになるのではないでしょうか。

 


【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~
質問2:育休中、どのくらい家事・育児をしているか。

【回答】

ほぼ半々なのではないか。

妻談:むしろやり過ぎてもらっている気がする。育休明けがこわいくらい。

 

【N‘sコメント】

Hさん本人だけでなく、妻のTさんも「半々くらい」と、同じ認識なのが重要です。妻Tさんは、Hさんが夕食づくりを欠かさずやっていることについて、「むしろやり過ぎてるかも…」とすら評していました。

 


【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~
質問3:育休を取って、よかったと思うことは?

【回答】

・寝かしつけをするとき、次の日のこと(仕事)を考えなくていいこと

⇒育休前は「明日も早く起きなきゃいけない…」というプレッシャーから、赤ちゃんに「早く寝て!」と思ってしまうのがストレスだったけれど、それがなくなった。

 

・子どもの成長を実感できる

 

・妻の負担を自分も背負える

⇒育休前は自分が帰宅したとき、妻の様子を見て「疲れてるなぁ」と申し訳なかった。

 

【N‘sコメント】

次の日仕事があるから、赤ちゃんに「早く寝てくれ~」と思ってしまう。寝ないのがストレス…子育てしながら働いている誰もが、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

「赤ちゃんは泣くのが仕事」なのに、それを許容できない自分を情けなく感じたりして、精神的にきついんですよね…。この質問に対して一番に飛んできたアンサーでした。

 


【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~
質問4:育休を取ってみて、子育てについてどう思うか。

【回答】

乳児の子育てについて

・やること(タスク)は大小さまざま沢山ある

⇒でも、思っていたより空く時間もある

⇒⇒とはいえ、自分がやりたいことをやりたいときにすることはできない

これが大きな制約になっているという気づきがあった。

 

【N‘sコメント】

乳児の子育てはタスク盛りだくさん、だけど意外にも空き時間は結構ある…とはいえやりたいことをやりたいときにできるわけではないジレンマ…育児の難しい部分です。

予定や計画を立てても、うまくいくとは限らず、時には複数のタスクを中途半端に残したまま次に進まなければならない…これって結構しんどいんですよね。

 


【男性育休】当事者インタビュー②~夫、育休生活2か月目編~
質問5:育休を取ってみて、今後についてどう考えているか。

【回答】

・自分勝手かもしれないが、「自分が過ごしやすい家庭にしたい」という思いがある

⇒育休中も仕事絡みのつながりは切れない。部活の試合など…できれば出かけたい。

 

自分が出かけたいから、妻側にももっと自分の用事で出かけてほしいと思う。

(妻は子どもを優先しすぎなのでは、とも少し感じている)

それは夫婦として、フェアな関係でいたいから。

 

・育休復帰後のことを考えても…仕事をするなら、担任も部活も思い切りやりたい

⇒自分が復職するタイミング辺りで、妻にも仕事を再開してほしいという気持ちがある。

 これも、共働きの方が、夫婦関係が対等に近いのではないかと思うから。

 

【N‘sコメント】

Hさんが「自分勝手だけど、自分がしたいことをしたいし、自分が過ごしやすい家庭にしたい」と言ったのには驚きましたが、その正直さと前向きさが素敵だなと思いました。

「自分がしたいことをしたいし、自分が過ごしやすい家庭にしたい」この願いは、多くの夫が持っているものですが、家事育児を妻に丸投げする夫も少なくない中、Hさんはこのことを「自分勝手」だと認識し、そのために努力したいと考え、実行しているからです。

自分が外出したり仕事したりしたいと思う分、妻にもそれを手放してほしくない。フェアな関係の夫婦でいたいから。というのは、私自身の課題でもあり、強く共感しました。

 

次は「妻、妊娠生活編」に続きます。

 


【男性育休】当事者インタビュー
No.① 夫、育休取得編 
No.② 夫、育休生活2か月目編 ⇐この記事
No.③ 妻の妊娠生活編
No.④ 妻、産後生活編

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