こんにちは。多賀です。
寒波の長期化で冷え込んだ日が続いています。
最近は1冊目の書籍出版に向けて執筆をしているのですが、なかなか進まず、いい経験させて貰ってます。
さて論語とコーチングです。
論語とコーチング一覧はこちら
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子、子賎(しせん)を謂う、君子なるかな、若(かくのごと)き人 。魯に君子者無くんば、斯(こ)れ焉(いづく)にか斯れを取らん。(kouyatyou5-3)
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孔子が子賎を批評して言った。
「こういうのが君子だね。魯には君子がいないが、どうしてこのような立派な人ができたのであろう」
※子賎は孔子の弟子
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子賎のような立派な人(君子)が育ったのは、実は魯に君子のモデルとなる人が多くいて、そういう文化があったのだろう。と想像するのが一般的であるが、孔子が魯から離れたことから、どうもそうではない面がありそうだ。
「いい環境からいい人が生まれる」と「いい環境じゃなかったから、反面教師としていい人が生まれる」
いずれも「環境が人をつくる」というテーマでは一致しているようなので、これをもとに超訳してみる。
<論語とコーチング> (※論語を素直に解釈したわけではなく、あくまでも超訳・私見です)
「あの人は立派なリーダーだな。
どんな環境で育ったのだろう。きっと素晴らしい環境だったに違いない。
待てよ、本当にそうだろうか?
いずれにしても、あの人自身がそうありたいと願い、貫き通したのだろう」
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~