こんにちは。多賀です。
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子 、公冶長を謂う、妻(めあわ)すべきなり。縲絏(るいせつ) の中に在りと雖(いえど) も、其の罪に非ざるなりと。其の子を以て之に妻す。(kouyatyou5-1)
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先師が、公冶長(孔子の弟子)の人柄を批評して仰った。
「結婚させるにふさわしい立派な人物だ。牢屋に繋がれたことがあったが、誤解されてのことで本人の罪ではなかった」とわが娘との結婚を取り計らった。
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生き延びることが第一命題であった時代に、とにかく人柄がいいということに加え、運の強い人を自分の娘の結婚相手として選んだ。
「運がある人」は松下幸之助翁も採用の条件として「自分は運がいいと思うか?」と質問をしたというから、仕事上のパートナーでも、人柄と運はキーワードかもしれない。
余談だが、公冶長は鳥の言葉がわかるという能力もあったという。少し霊的な感じもするが、勉学だけでは表せない能力も認めていたのかもしれない。
<論語とコーチング> (※論語を素直に解釈したわけではなく、あくまでも超訳・私見です)
パートナーにするのであれば、人柄や運も大事であろう。
そうすれば安心して自分の大事なメンバーを任せることができる。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~