「今が一番いい」と言ってくれるような風土になっているか(論語・八佾3-14)

「今が一番いい」と言ってくれるような風土になっているか(論語・八佾3-14)

「今が一番いい」と言ってくれるような風土になっているか(論語・八佾3-14)|リアンブルーコーチング舎

こんにちは。多賀です。

やっとマスクを手放せるようです。
長いトンネルを抜けた先には、何が待っているのでしょうか?

さて、月曜日、論語とコーチングです。

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子曰わく、周は二代に鑑みて、彧彧呼(いくいくこ)として文なるかな。吾は周に従わん。(Hachiitsu3-14)

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先師が言われた。
「周は夏・殷の二代に渡るやり方を見て、匂い立つようなすばらしい文化を作り上げた。私は周の文化に従おう」

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夏と殷時代のやり方を、手本とするのか反面教師とするのかで受け取り方は多少変わるが、いずれにしても周は文化的に華やいだ時代だったのだろう。

孔子は利害や損得でなく、人々が思いやりを持って、学びながら伸びやかに過ごすことを望んでいただろうから、周はそういう時代だったのかもしれない。

今回は、手本と反面教師と両方を交えて意訳してみる。

 

<論語とコーチング>

これまでのリーダーたちのやり方から、いい面は取り入れ、悪い面は改善しながら調整し、今は制度も整い、メンバーがイキイキと力を発揮できるような会社になった。

時間はかかったし、対処しなければならないことは日々あるが、「今が一番いい」と言ってくれるような風土はつくれるのだ。

 

~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~

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