こんにちは。多賀です。
さて、月曜日「論語とコーチング」です。
論語の人気記事はこちら。「目上の人を敬う、こんな理由はいかがでしょう?(Gakuji1-2)」
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子曰わく、人にして信無くんば、其の可なるを知らざるなり。
大車(だいしゃ)輗(げい)無く、小車(しょうしゃ)軏(げつ)無くんば、其れ何を以て之を行(や)らんや。(Isei2-22)
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孔子先生が仰った。
「人として真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たす姿勢がなければ、可能性がみえない。
それは牛に引かせる荷車に轅(ながえ)のはしの横木がなく、馬にひかせる車に轅のはしのくびきがないのと同じで、一体どうして車を進めることができようか」
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牛や馬を原動力としてみると、原動力がただ気の向くままに突き進んだら、人として成長する可能性がみえないという例え。
また、リーダーが引っ張る時に、信頼という繋がりがなければついて来る人はいない、という捉え方も出来ると思う。
<論語とコーチング>
リーダーとして、メンバーに対して誠実で約束を守り、成長を見守り、促す姿勢がなければ、いいリーダーとなれる可能性は見いだせないだろう。
ただ自分だけが突き進む、ギヤ・ブレーキ(制御)やオイル(潤滑油)がない車と一緒だ。
~もうひとりの全く逆の意見を持つ君とともに~