ジェンダーギャップのない職場はない!?実体験から解消方法を探る

ジェンダーギャップのない職場はない!?実体験から解消方法を探る

ジェンダーギャップのない職場はない!?実体験から解消方法を探る

フリーライターの小林なつめです。

 

社会に出ると、それまで関わりのなかった世代や、さまざまな価値観を持つ人たちと一緒に働くようになる。
そんな環境に身を置いて初めて、性別による格差、いわゆるジェンダーギャップを感じたという女性も多いのではないだろうか。

 

働く女性を対象にした、ジェンダーギャップについてのアンケート調査はよく行われているが、その規模や回答者により、結果に大幅な差が出ている。
たとえば「職場でジェンダーギャップを感じたことがあるか」という質問への回答に「ある」と答えた女性は、約50〜90%と、調査によってかなりの開きがある。

 

個人的にはジェンダーギャップの全くない職場は存在しないだろうと考えている。
それを感じるかどうかは、受け手である女性の捉え方次第であるために、結果に差が出るのではないだろうか。


ここからは私自身の実体験を紹介したい。

私は女性が約8割を占める職場で働いた経験がある。そこでは管理職も半数近くが女性で、必然的に2割ほどしかいない男性がマイノリティとなる。
しかしそんな職場であっても、ジェンダーギャップを感じることはあった。

その1つが清掃に関することだ。新人のころ先輩から「水回りの掃除を進んでするように」と伝えられたが、この話をされたのは女性だけ。
その先輩は年配の女性で、口には出さないもののその口ぶりから「男性の手を煩わせたくない」という考えが窺えた。

また管理職への登用について。
先に述べたように、女性の管理職の数は多かったが、それでも平等とはいえなかった。
職員の8割が女性なのに、管理職になる割合は半数ほど。つまり男性の職員のほとんどが管理職になるのに、女性はならない(なれない)場合もあったのだ。
明らかに管理職向きでない男性が、希望もしていないのに管理職にまつりあげられ、管理職向きの女性たちがその男性を支えている構図が、多くの部署で見受けられた。


掃除が得意な男性もいれば、管理職になりたい女性もいるだろう。もちろんその逆もしかり。
ジェンダーギャップは、人々の「男性だから、女性だからこうすべき」、「こうしたいはず」という根強いバイアスから生まれる。

本当に求められているのは、性別に関わらず、本人の能力や意志を尊重し、それぞれが望む形で活躍できる環境だ。

 

この環境を作るには、人々の意識を変えるよりも先に、組織のルールやシステムを変えてしまう方が手っ取り早くて合理的だ。
国や自治体による画一的な「数値目標」は、ただなんとなく、で達成できるものではない。
企業や部署など、それぞれの組織を構成するメンバーの意見や希望をくみ、ルールやシステムに反映させれば、みんながいきいきと働ける環境が育まれる。
結果として「数値目標」もクリアできるのではないだろうか。

 

【参考サイト】
職場でジェンダーギャップを感じている女性は約半数。「女性であること」が理由で「お茶出し・掃除など」を経験した女性は約4割/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第25回】|株式会社キャリアデザインセンターのプレスリリース
【アンケート調査】ジェンダーギャップ感じてる?|女の転職type
働く女性が感じる職場のジェンダーギャップ、起業検討者はどう考える? | フランチャイズWEBリポート
ジェンダーに関する意識調査 | 電通総研

【調査結果】2021 ジェンダー問題に関するアンケート – amiee(アミー)

 

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