なぜ短期の企業研修では成果が出ないのか 予算や時間の関係で、企業の皆さまは1~3日の研修を企画されることが多いです。 しかし、これで結果が出ている企業は稀です。 社内でコーチングをきちんと学んでいる方がいる場合は別ですが。 職場にコーチングを導入しようと試みたけれど・・・・。 ・コーチングをやってみたけど上手く行かない ・コーチングでも何も変化がない ・コーチングしても、答えが返ってこない ・コーチングなんて使えない こんな事を感じている皆様へお答えします。 まず、確認して欲しいのは「コーチングを使える環境にあるのか」です。 環境作りはコーチングの大切な要素です。 以下の項目でチェックしてみてください。 □ コーチ(上司)がコーチングを受けた経験がある □ コーチ(上司)とクライアント(部下)の間に信頼関係がある □ 何でも話せる環境である □ コーチングをすることを伝えてある □ 上司が責任を取れる チェックが多いほど、コーチングの環境が整っていると考えていいでしょう。 特に大事なのは「コーチ(上司)がコーチングを受けた経験がある」かどうかです。 初めて、コーチをした人はクライアントの反応に戸惑います。 手ごたえみたいなものがないからです。 これは、コーチングの特徴の一つです。しかし、クライアントの中ではいろいろなことが起こっています。 このことを理解していないと、非常に物足りなく感じるでしょう。 また、チェックが少なかった場合はこのことの改善から入らなくてはなりません。 その他、考えられる要因を挙げてみました。 1、私には必要ではないと考えている人がいる (しかし、そういう人に限って周りは「この人こそ学んで欲しい」と思っている) 2、誰かがやればいいと思っている (だから誰もやろうとしない) 3、理論には賛成だが、実際のやり方がわからない (人や場面によって使い方が異なるため) 4、こういう上司が欲しかったと思う (自分がなろうとはしない) 5、研修担当者と現場との温度差がある (現場を知らないのに、時間だけとらせて) 他にも似たようなことが数々あると思います。 もう一つのポイントは、「指示、命令と使い分ける」ことです。 会社である以上、上司からの指示、命令は必要です。 これが無くなっては、どこに進んだら良いのか部下にはわからなくなってしまいます。 場合によっては「使えない上司だ」という印象を与えてしまう危険性もあります。 確かにコーチングは非常に有効なコミュニケーションツールです。 でも、コミュニケーションに人間が絡んでいるだけに 機械的なシステムの導入のようには、行きません。 スイッチオンですぐに100%使える様にはならないのです。 しかし、一度コーチングが導入されれば、機械以上のものが得られます。 最終的に機械を動かしているのも人だからです。 企業のコーチング研修には、中期・長期の計画をお勧めします。 また、きちんとコーチングを理解した人を置くこともご提案いたします。